

読み終えたときの心地よさは相変わらずです。
こちらの作品は「ウフ.」に連載していたようですね。
昔、「ウフ.」よく読んでました。春に休刊になってしまった、とのこと。残念ですね。
□いまは独り身である。
□友だちはあまりいない。
□引き出しから、思いがけないガラクタが出てきたことがある。
□自転車に乗れる。
□自由奔放な弟/妹になれたら、とときどき思う。
□道に迷いがちである。
□小さなものが好きである。
2つ以上あてはまるものがあれば、どうぞページをおめくりください。
煌めくことばの宝箱。待望の2年ぶりの新作小説!

いつも通り、ゆっくりとした日常の中の小さな幸福を素敵なコトバで編み上げられていました。
この世界観と価値観をもっと多くの人が感じながら生活できれば幸せな人が増えそうです。
どんなときでも同じようにおいしかった。だから、何よりレシピに忠実につくることが大切なんです…。ある町に越してきた映画好きのオーリィ君と、彼にかかわる人たちとの日々の暮らしを描く短編集。

ひさしぶりに仕事関係の本を読み続けてしまったので、
ここらで吉田篤弘さんの本を読んでリラックス。
クラフト・エヴィング商会の先代、吉田伝次郎が遺した10冊の手帳。それは「アゾット行商旅日記」なる、空想旅行の記録だった。この日記をもとに、様々な架空の「おみやげ」を加え、すぐそこの遠い場所・アゾットを再構成する。

ビートルズの「ホワイトアルバム」をカギに、いつしかひとつの物語へと連なっていく16の短編。
我が家にも、もはや黄色くなってしまっている「ホワイト・アルバム」(東芝EMI)があります。
No.は、A104239でした。世界にひとつだけ。
物語は世界の果てにある小さな食堂を夢見ながら始まり、静かにゆるやかにつづく。どこからも遠い場所で、どこよりも近い、すぐそばで—クラフト・エヴィング商会の物語作者が贈る、ひとつながりの16の短篇集

いつまでも語が続けばいいのに、と思いながらあっという間に読了。
あいかわらず吉田篤弘さんのコピーワーク、というかコトバ遊びは
最高に素敵でした。
アップルパイの香りに充ちた土曜日のキッチン。そこで起きたのは、シナモンパウダーばらまき事件だった。さては隣りの黒猫、シンクの仕業か? 「音」の推理が冴える「Think」の続編。猫とカフェと幻のレコードの物語。

夜に野猫たちがどこへ行っているのか、
(夜にスズメたちはどこでどんなふうに寝ているのか)、
そんなことが気になる人にぴったりの作品。
わからない謎こそ人生を豊かにしてくれる。
学者の円田さんと探偵局を始めた吉田音ちゃんは13歳の活発な女の子。黒猫・シンクが持ち帰った「おみやげ」から、「闇のむこう」の世界を推理していきます…。

書好きの人なら誰でも共感できるような素敵なものばかり。
1枚の絵に触発された想像力は、思いもかけない世界へと読む者をいざなう-。全編、読書する動物が登場する、喜怒哀楽24本入りの小さな絵物語集。筑摩書房のPR誌『ちくま』での連載を書籍化。

たしかにねー、と思うものがいっぱいありました。
一番欲しいものといったら..「無鉄砲」かな。
堪忍袋の緒、舌鼓、大風呂敷…よく耳にするが一度として現物を見たことがないものたちを、古今東西より取り寄せてお届けする風刺のきいた美麗なる一冊。赤瀬川原平書き下ろしエッセイ「とりあえずビールでいいのか」も収録。

「 マアト」とか「道化師たちの鼻」とか。
吉田篤弘ファンにはなじみのアイテムもあって楽しめます。
遠くから見つめていたものが、いまなら手に入るかもしれない。かくして時空を超えた仕入れの旅が始まる-。旅先から届いた品々は全34品。探し求めたすべて一点かぎりの商品を洒落た写真と文で紹介する架空カタログ。

とてもハッピーな気分になりました。
コピーライティングってお仕事は、広告対象商品を中心に、小さな、そして心温まる物語を描くことだと理解してましたが、まさにそんな感じの小さな物語がたくさんありました。
月光を売る怪人、小さな音楽をつくる才人、沈黙する先生、時間の管理人、コルク・レスキュー隊、そして、チョッキのメニューを差し出す料理人。笑いあり、涙なし、ときどきほんの少しだけしんみり。いま、語り明かされる、知られざる「わたくし」たちの物語。
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