民藝に対するモヤモヤがスッキリ。早く読めばよかった。

2018年、誠光社にて全五回にわたるトークと資料の展示とで展開され、 話題を呼んだ企画「アウト・オブ・民藝」がついに書籍化。2019年5月に発行された初版に修正を施した改訂版。

こけしや郷土玩具、手芸や家庭内でのレクリエーション的創造。 民藝運動と近しい存在でありながら、「その他」のものとして扱われてきた モノや行為に対する溢れんばかりの愛と探究心に満ちた対話。
「「民藝」だから素晴らしいのではなくて、 「民衆的」だからこそ素晴らしい」(序文より)