詩的でとてもやさしい。
みんなに会いたい気持ちと、相手を傷つけてしまうかもしれないという気持ち。
人は嫌いじゃないけど「社交的でない、人が嫌いそう」と思われがちな人には共感してもらえるお話のような気がする。
親愛なるどうぶつたちへ。きみたちみんなをぼくの家に招待します。……でも、誰も来なくてもだいじょうぶです。ある日、自分のハリが大嫌いで、つきあいの苦手なハリネズミが、誰かを招待しようと思いたつ。さっそく招待状を書き始めるが、手紙を送る勇気が出ない。もしクマがきたら? カエルがきたら? フクロウがきたら? ――臆病で気難しいハリネズミに友だちはできるのか? オランダで最も敬愛される作家による大人のための物語。
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