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アラスカの町に現れたオオカミと人々との感動の物語

凍った湖の上に現れては人間や犬と交わり、
いつしか町に溶けこんだ黒いオオカミ。
彼の常識を覆す数々の行動と、住民との触れ合い、
そして衝撃的な運命を、30年以上オオカミを追い続けてきた著者が描く。
人間と野生との関わりのあり方について真摯に問いかける、
傑作ノンフィクション。

「久しぶりに出会ったすばらしい本。この胸を打つ物語には、
人間と動物との触れ合いの明るい側面だけでなく、
心が痛む暗い側面も描かれている……
読み始めたら夢中になり、ページを繰る手がとまらなかった。
何年経っても細部まで忘れることはないだろう。
本を一冊しか読む時間がないのなら、ぜひこの本を。」

――エリザベス・マーシャル・トーマス
『犬たちの隠された生活』著者