
やっぱり「使い走り」が印象的。いろいろ読みましたが改めて「Carver’s Dozen」は抜群にいいセレクションだと思います。
作家としての輝きのピークにあって病に倒れたカーヴァー
壮絶さと淡々とした風情が胸を打つ
最後の短篇「使い走り」他全七篇を収録

carver’s dozenよりも個人的には好みの作品が揃っていました。
やりすぎていない感じが良かったです。
この中で一番印象に残ったのはやっぱりタイトル作品です。


画面のほどんどがシャドウとミッドトーンで構成された、
湿度の高い、モノクロ写真のような作品。
ただ、シャドウの中のミッドトーンにかすかなハイライトの存在を感じる。
真っ暗ななかでもかすかな温もりが感じられる、そんな作品群。
村上春樹が心をこめて贈る、12の「パーソナル・ベスト」。レイモンド・カーヴァーの全作品の中から、偏愛する短篇、詩、エッセイを新たに訳し直した「村上版ベスト・セレクション」に、各作品解説、カーヴァー研究家による序文・年譜を付す。
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