あまりメジャーじゃない作品が多い印象だけど、素敵なコレクション。展示スタイルもいつもどおり(今回は本人でなく彼のスタッフが携わったとのこと)で、久しぶりにこの空間にいられるだけで嬉しくなる。
このたびエスパス ルイ・ヴィトン東京では、ドイツ人アーティストのヴォルフガング・ティルマンスによる「Moments of life」展を開催いたします。
1980年代後半以降、ヴォルフガング・ティルマンスは写真やイメージの創造の境界線を拡張する作品群を展開しています。ティルマンスの写真作品は、サイズは大小あり、時には超大判で、モノクロもカラーもあり、屋内外で撮影され、壁に貼り付けたり額装されたり、多岐にわたります。
肖像画、静物画、風景画といった伝統的なジャンルに立ち戻りつつ、コピー機での拡大印刷や暗室での抽象表現など、写真印刷技術の実験も行っています。
フォンダシオンは、2007年以降ティルマンスの作品を迎え入れ続け、現在30点を超える作品を所蔵しています。今回の東京においては、コレクションから厳選した作品をご紹介いたします。
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