img_0

犬がかわいくて、映像がうつくしくて、いろいろ考えさせられるけど、犬がかわいい素晴らしい映画。

北イタリアの森で白トリュフを採取する老人たちを捉えたドキュメンタリー。世界で最も希少で高価な食材とされるアルバ産白トリュフ。その名産地である北イタリアのピエモンテ州では、夜になると森に白トリュフを探しにやって来る、まるで妖精のような老人たちがいるという。様々な危険が潜む森の奥深く、彼らは犬とともに、伝統的な方法で白トリュフを探し出す。そして彼らはその場所を、家族や友人にさえも決して明かさない。写真家のマイケル・ドウェック監督は3年間にわたって彼らの生活に入り込み、信頼関係を築いたうえで貴重な撮影に成功。大地に寄り添い、時の流れが止まったかのような純粋で美しい暮らしを映し出す。「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督が製作総指揮に名を連ねる。2020年・第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品。