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これも繰り返し観ちゃう作品のひとつ。あまり良い気分がしない話だけど、Good Vibrationのレコーディングシーンは最高。

「ザ・ビーチ・ボーイズ」の中心メンバーとして数々の名曲を生み出す一方で、音楽制作の過程で精神的に極限まで追い詰められるといった逸話でも知られるブライアン・ウィルソン。彼の栄光と苦悩の半生をブライアン本人公認のもと映画化。1960年代「サーフィン・U.S.A.」をはじめとするヒット曲により人気の頂点にいたザ・ビーチ・ボーイズ。当時のリーダーでその作曲の大半を手がけていたブライアンは、新たなサウンドを模索するが、新作へのプレッシャーからアルコールとドラッグに依存してしまう。それから20余年、低迷の中にあったブライアンに再び希望の光をもたらしたのは、美しく聡明な女性メリンダとの出会いだった。監督は、アカデミー賞を受賞した「それでも夜は明ける」のプロデューサーで、本作が初監督となるビル・ポーラッド。2つの時代のブライアンが2人1役で演じられ、60年代はポール・ダノ、80年代はジョン・キューザックがそれぞれ演じている。