こちらはひと味違って面白かった。
やはり写真のことは、写真業界以外の人が語ってもらう方がいいと強く感じた。
(ロラン・バルトやソンタグもそうですね。)
1章 ベッヒャー派
2章 リヒター
3章 森山大道
なんてすごい章立てなんでしょう。4章 写真批評 も大事。

ベッヒャー派に「ヨーロッパ近代」をめぐる政治を看破し、ゲルハルト・リヒターにはその多様なスタイルを統一するマトリクスを組みたて、森山大道を裸にして写真のリアリズムの蘇生を論じる。