なーんと、再発されるらしいです。写真史とかには必ず登場するこの作品。オリジナルを何度か見かけましたが4、5年前は10,000円前後してたはず(いまも出回っているのかな?)。前に見たのは写真を初めて間もないころでしたが、今見たらどんな発見があるのかちょっと楽しみです。

いろんなアメリカ人が映ってました。ケルアックの文章もなんかユーモラスです。

ロバート・フランクの『The Americans』は、Scalo社による美しい初版が出版されてから40年の歳月を経て再出版された。80枚以上の写真は1ページに1枚ずつ配され、キャプションに関する情報は巻末に記載されており、写真集を見る人がイメージを自由に膨らませることができるようになっている。作家のジャック・ケルアックが書き下ろした序文は、ある夜に行われたパーティ会場の外の歩道で、そこに腰を下ろしてフランクが自分の作品を見せながら本人に依頼したもの。ケルアックの言葉はフランクのイメージに広がりを与え、反対にフランクの写真そのものがこの作家の言葉に見事にイメージを与えている。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。