一見普通かな、と思うのですが、丁寧にみればみるほど良さが感じられる、そんな作品でした。
彼の作品をもっと見てみたいです。

写真集シリーズ『In-between』全14巻の第10巻。今井智己がリトアニア、ベルギーを撮りおろした。
リトアニアでは深い緑に囲まれた首都ヴィリニュス、ジョナス・メカスの故郷の村セメニシュケイなど、雪に覆われる街並や自然の情景をじっくりと写し出す。
ベルギーでは“ガラスの宮殿”と呼ばれるラーケン王宮温室、ゲント大学植物園、コンティッヒのバラ栽培施設などを集中的に撮影。一定の距離感を持つ独特な眼差しが、静止した空間と時間とを切り取る。