写真の並べ方がかわいかった。

写真集シリーズ『In-between』全14巻の第4巻。小野博がオーストリア、スロベニアを撮りおろした。
オーストリアでは、ハプスブルグ家の栄華の名残をとどめるウィーンや、斬新な現代建築と共に芸術の街として注目を集めるグラーツなどを撮影。歴史の断片、夜の都市、雄大な自然、素朴な人々など、多様な視点で撮影された写真を並置させながら、オーストリアの今を切りとろうとしている。
スロベニアでは、統治者であったハプスブルグ家に愛された白い名馬、リピツァをモチーフに、他国による侵略や統治を受けながらも、独自の言語や文化を守り抜いたスロベニアが背負う歴史と現在を表現。