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以前ジャケ買いしつつも途中で読むのをやめた本。すっかり忘れていて、またジャケ買いしてしまったので、今回は頑張って最後まで読んだけど・・。 せっかくデコピンと同じ、コーイケル・ホンディエが登場するのに出番があまりないのが残念。

中年男ヘンクは、離婚して老犬と暮らすICUのベテラン看護師。かわいい姪の誕生日の朝、散歩中、へばってしまった老犬をすばやく介抱してくれた女性がいた。その名はミア。恋などというものからは遠ざかって生きてきたヘンクだが、久々にときめいている自分を発見する。戸惑う彼の背中を、17歳の姪がどんと押す。人生の辛苦をさまざまに経験してきた男が、生きるよろこびを取り戻していくさまをつぶさに描いたオランダのベストセラー長篇。リブリス文学賞受賞作。