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いつものとおり山の上のお話。タイトルについては、最後にようやく数行だけ触れられて意図はわかったけど、作者はそんなに狼に興味ない感じがするー。

生に疲れた40歳のファウストは、長年暮らしたミラノを離れてイタリアンアルプス近くのレストランで働き始める。山に囲まれ次第に人間らしさをとりもどしていたとき、狼たちが山からおりてきていた――。ストレーガ賞受賞作家が描く、人生やり直し山岳小説。