新潮クレスト・ブックスの創刊10周年、おめでとうございます。厳選した短篇10作の中に、個人的に微妙だったウィリアム・トレヴァーさんの作品(「死者とともに」はたしかにまあまあ良いと思いましたが..)が入っているので若干の不安を覚えつつ..他の作品が自分好みでありますやう。
はじめて読んだ作品の中ではデイヴィッド・ベズモーズギス『マッサージ療法士ロマン・バーマン』が良かったです。あとやっぱりインパクトがあるのはアリステア・マクラウド『島』でした。
マンロー、トレヴァー、ラヒリ、マクラウド、イーユン・リー……短編の醍醐味を堪能できる選りすぐりの10作。
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