ブローディガン10番目にして最後の小説。
タイトルからは『ビッグ・サー』とか『鳥の神殿』系を想像していたのですが、
予想に反し、とても静かで奇麗な作品。
ブローティガンからレイモンド・カーヴァーへの系譜を描くならば、
この作品がちょうど二人の作家の橋渡し的な役割に位置付けられる
ような気がします。