モンゴメリで有名なプリンス・エドワード島生まれのマーク・ストランド。
最近読んだ「冬の犬」も同じ地域を舞台にした作品ですが、こちらも犬がタイトルに。
その他にも共通点はあるかどうか。
共通点は..まったくなかった気がする。
たんたんとしたオフビートな雰囲気は、カーヴァーやブローティガンに似たアメリカ文学っぽい。
好きな人は好きなんだろうなあ。
「大統領の辞任」が良かった。

「実を言うとね、僕は以前は犬だったんだよ」「犬ですって」「うん、コリーだったんだ」—とことんオフビートで、かぎりなく繊細、村上春樹があらたに見出した、アメリカ現代詩界を代表する詩人の異色の処女“小説集”。