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訪問者(コガラやヒメネズミなど)のこと、植物のこと、ウクライナのこと。いつも感じることだが彼女の感性に共感することがとても多い。10年後に読み返したら、自分の内面の変化への気づきに出会えそうで楽しみ。

生命(いのち)はとめどなく流浪する
深く五感に響き渡る文章世界

暗雲漂う時代。小さな山小屋の庭で――
四季折々の光と影、生の哀歓、
自然の連関から滴り落ちる言葉が、
新たな〈人の道〉を切り拓く。

[毎日新聞「日曜くらぶ」掲載分、『サンデー毎日』連載エッセイ「新 炉辺の風おと」2020年6月~2023年3月分までを収録。]