
「どこまで」ってどういうことかな?
人間=100%動物、という考え方は意外に一般的でないようです。
ホタルが光り、蝉が鳴き、蚊柱が立つのはなぜ?―すべて、より効率的に配偶者と出会おうとする、彼らの合理的で賢い戦略なのです。生き物は皆、生き延びて子孫を残すというのが人生の大目標。動物行動学の第一人者が、一見不思議に見える自然界の営みを、ユーモアたっぷりに解き明かします。私たち人間も、しっかり自然を見据えれば、本当の生き方が見えてくるかもしれません。

日高さんの本のタイトルはとても興味をそそります。
こちらを読んで、「客観的」ってものはありそうでないんだと考えるようになりました。
見るとはどういうことか。現実には存在しなくても何かが存在することがある。あるいは現実に存在するものでもまったく存在していないかのように見えるものもある-。イリュージョンがどのような働きをもっているのかを考える。

西丸震哉さんもそうですが、動物学者の方の話というか考え方の視点はとても面白くて刺激的。
春が来れば花が咲き虫が集う―当たり前?でもどうやって彼らは春を知るのでしょう?鳥も植物も虫も、生き物たちは皆それぞれの方法で三寒四温を積算し、季節を計っています。そして植物は毎年ほぼ同じ高さに花をつけ、虫は時期を合わせて目を覚まし、それを見つけます。自然界の不思議には驚くばかりです。日本を代表する動物行動学者による、発見に充ちたエッセイ集。
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