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ご縁で巡り会えた写真集や国内外の文学を中心に、たまに映画や音楽など。

トーマス・ベルンハルト : 石灰工場 ☆☆☆☆・

どうしても読みたかったので図書館で借りてきたよ。
読後はちょっぴりせつなく、でも何か清々しい気分。もっと日本語訳がでればいいのに。

Konrad arbeitet jahrzehntelang an einer Studie über das Gehör, ‘das philosophischste aller Sinnesorgane’. Seine Frau, er selbst, die ganze Umwelt werden ihm zu Objekten des Experimentes, das Unhörbare zu hören, das Erkannte mitzuteilen. Als die allein auf den ‘Wörterverkehr’ gestellte Kommunikation zur ‘expemplarischen Wortlosigkeit’ wird, stellt sich der Tod ein.
(ドイツ語!)

杉田 敦 : リヒター、グールド、ベルンハルト ☆☆☆☆・

芸術は原子。
3人に対する理解がふかまって非常に良かった。自分の作品づくりにも影響がありそう。
個人的にはこの3人以外にも同じ延長線付近に、南方熊楠さんや中平卓馬さんなんかもいるような気がしました。

ピアノと一体になることを夢見た音楽家、カフェハウスの雑踏で重なり合う声に耳を澄ませた作家、黙々と写真を模写する画家。ほぼ同時期に生まれた表現方法の異なる3人の表現者を通して、生産としての表現を定位する批評。

トーマス ベルンハルト : ヴィトゲンシュタインの甥―最後の古き佳きウィーンびと ☆☆☆・・

偽善者じゃない人たちは正直で純粋な人たちです。

素哲学者ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインの〈狂った〉甥パウルの姿を追いながら、死・狂気・病気・破滅をテーマに人間実存の暗黒面を正面から見据える。

トーマス・ベルンハルト : ベルンハルト短篇集 ふちなし帽 ☆☆☆・・


あのゲルハルト・リヒターが大好き、というトーマス・ベルンハルト。
たしかに若干同じ臭いがしました。
この短編集は、他の作品に比べたら、まだソフトということですが、
タイトル作を中心に、かなり病んでて面白い作品がありました。

いわゆる非常識をつらぬいた作家、ベルンハルト。俗悪な外界との衝突、生きてこの世にあることへの嫌悪などがモチーフとして渦巻く作品世界。「現代作家創作童話集」より1編と「散文集」「森林限界で」を全訳し収録。

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about

    中村 直彦|naohiko nakamura 写真を見たり、撮ったり、好きな本を読んだりしてのんびり生きています。 写真のブログもあります⇒PHOTOWORM

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