BOOKWORM

Icon

ご縁で巡り会えた写真集や国内外の文学を中心に、たまに映画や音楽など。

栗田 宣義 : 社会学 (図解雑学) ☆☆☆・・

内容はいたってまじめなのですが、挿入イラストがとてもかわいくて拍子抜けします。絶妙なバランスです。

ジェンダー、権力、ユートピア、社会変動、文化資本、テーマパーク、流行、カルト、メイク、恋愛、セクシュアリティ、規範…。日常生活から国際関係まで、あなたの疑問を明快なコンセプトと図解で説明。

構造主義 (図解雑学シリーズ) ☆☆☆☆・

以前にレヴィ=ストロースの本を一所懸命読んだのですが、わからずじまいだったのでもう一度。
これはわかりやすかったです。構造主義だけに焦点をあてて内向きに深堀っていくアプローチでなく、サルトル、マルクス主義から構造主義、そしてポスト構造主義といった流れの中における、外側から見た構造主義を説明するスタイルになっているのがよかです。レヴィ=ストロースとロラン・バルトがやっと自分の中でつながりました。
人間中心の世界観に疑問をお持ちの方は、ここまで(レヴィさんの60年代)さかのぼって考えてみるのも良いかと。

「実存主義」に抗して華々しく登場し、世界の哲学・現代思想を代表するまでになった「構造主義」、そしてそれに続く「ポスト構造主義」は、ことさら難しく思われがちな思想です。しかし、進歩思想の挫折や共産主義の失敗など、社会状況と密接にかかわっていただけに、知らず知らず、わたしたちの考え方にも入り込んでいて、今になってみると「なるほど」と思い当たることも多いのです。そうした点を、絵や図を使って、今までになくわかりやすく解説した肩の凝らない入門書です。

Polls

Sorry, there are no polls available at the moment.
[wp-simple-survey]

about

    中村 直彦|naohiko nakamura 写真を見たり、撮ったり、好きな本を読んだりしてのんびり生きています。 写真のブログもあります⇒PHOTOWORM

Archives