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ご縁で巡り会えた写真集や国内外の文学を中心に、たまに映画や音楽など。

港 千尋 : レヴィ=ストロースの庭 ☆☆☆☆・

少し前にテレビで見ました。港さんってレヴィ=ストロースさんに興味があるんだ、ヘーと、少し関心を持っていたところ、先日本屋さんで見かけて即買いしました。
これまであまり港さんの写真ってしっかり見たことがなかったのですが、とても気に入りました。いいです。とても。

2008年11月28日に100歳を迎える20世紀最高の思想家への誕生日プレゼント。フランス、ブルゴーニュの森の中にある別荘でくつろぐレヴィ=ストロース夫妻と周辺の風景に始まり、ブラジル、オーストラリア、アジア、ヨーロッパ、沖縄など、レヴィ=ストロースゆかりの神話の大地をめぐる写真集。著者による3本のエッセイを添える。

バルタバス : シャーマン ☆☆☆☆・

久しぶりに映画に行きました。

馬としゃべれるバルタバスさんが1996年に撮った映画。
シベリアからロシアへ、一頭の馬と脱獄者のロードムービー。
荒々しい感じでとても良かったです。
馬愛が伝わってきます。

日時:2009年1月24日 ~2009年2月22日(土日のみ) 14:00/ 17:00(完全予約制/無料)
場所:ル・ステュディオ
   中央区銀座5-4-1 メゾンエルメス10F

瀧本幹也新作展“Iceland” ☆☆☆☆・

ようやく今日行けました。
アイスランドいいところですね。

写真も良かったですが、入り口にあった森本千絵さんから
贈られたアイスランドのジオラマがとてもかっこ良かったです。

展覧会名:瀧本幹也新作展“Iceland”
会期:2008年11月7日(金)~12月15日(月)
会場:GALLERY at lammfromm / ラムフロム東京
〒151-0064 東京都渋谷区上原1-1-21 山口ビル1F
TEL&FAX 03-5454-0450

津田直 写真展「SMOKE FACE」☆☆☆☆・

大判でとらえた風景写真「SMOKE LINE」もとても好きですが、こんな感じの作品&展示もとてもいいです。
それにしてもNADIFF、移転先に初めて行ったのですが、非常にわかりずらいところにありました。あちこちに看板が出てたのでなんとかたどり着けました。

津田直 写真展「SMOKE FACE」
日時:2008年10月30日[木]ー 11月30日[日]
場所:NADIFF GALLERY
詳細はこちら

おっと、資生堂ギャラリーでもやっているんですね。銀座近辺に行く用事、ないかなー。
同時開催:「SMOKE LINE」
日時:2008年10月28日[火]ー 12月21日[日]
場所:資生堂ギャラリー
詳細はこちら

津田は、これまで、各地を旅し自らを風景に溶け込ませる独特の視点で、時を過ごし人々と関わりあうなかで、風景の拡がりや時間の流れを意識した写真表現を発表してきました。
人物を中心とする今回の展示は津田自身も初めて発表するといってもよいものであり、特に作家自身がこだわり続けたフォトグラヴュールにて制作された作品を基に展開いたします。時間と風景と人との関わりに焦点をあてたユニークなコンセプトは、無人のランドスケープと対をなすように同様の意識と風景の拡がりを見せます。写真家の目の内に潜むもうひとつの世界が垣間見ることができるはずです。

原 武史 : “出雲”という思想―近代日本の抹殺された神々 ☆☆☆☆・

面白かった。
近所の文房具屋さんのオジさんが、所蔵の本を50円均一でたたき売りしていたので、その中からピックアップしました(人の所蔵、本棚って面白いですよねー)。

自分が生まれた練馬や今済んでいる幡ヶ谷あたりも「氷川神社」がたくさんありますが「出雲」系だったこと、初めて知りました。
「大宮氷川神社の悲しい歴史」も非常に興味深いです。
また、平田篤胤の研究の視点も面白いですね。
彼はこの「古史」だけでなく、たくさんいろんな分野を勉強された偉い人。水木さん曰く、荒俣宏さんは平田篤胤の生まれ変わりとか。

明治国家における「国体」「近代天皇制」の確立は、“伊勢”=国家神道の勝利であった。その陰で闇に葬られたもう一つの神道・“出雲”。スサノヲやオホクニヌシを主宰神とするこの神学は、復古神道の流れに属しながら、なぜ抹殺されたのか。気鋭の学者が“出雲”という場所をとおし、近代日本のもう一つの思想史を大胆に描く意欲作。

岡沢 憲芙 : スウェーデン―自律社会を生きる人びと ☆☆☆・・

まがりなりにも会社を運営する側としては、なにより「経済システム」がどのような考え方で運営され、その中で企業がどのように活動し、税金を収めたり、雇用を創出したり、社会貢献したりと…その辺がとても気になります。優れた社会システムや政治システムがきちんと機能するためには、経済活動/経済システムが「変わらなきゃ」と強く感じているからです。
そのような話は詳しくこの本には書かれていなかったわけですが、「ワークライフバランス」が「個人」としてはもちろん、「社会」としても重要な点を再認識できました。
「ワーク・ライフ・バランス」もいいけど「ワーク・ソーシャル・バランス」の方が大事かな。

スウェーデンで出産を経験した人、スウェーデンの大学で学んだ人、スウェーデンで休養する人、このようなさまざまな生活と、深い専門的知識をリンクさせて、スウェーデン社会における、生から死に至る一生を通じた生活の話題から、社会の自律性を巡る論考を進めた一冊。

小澤 徳太郎 : スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」☆☆☆☆・

神野さんが考える日本が目指すべき方向性の先にはスウェーデンがあるようです。ということでスウェーデンの話。
社会保障制度に関するアプローチなど、日本とスウェーデンの「国の運営」に対する「考え方」におおきな違いがあることがよく分かりました。国土や人口などはたしかに大きく違いますので、スウェーデンの制度をそのまま日本に持ってきても機能しないかも知れませんが、「考え方」は取り入れる方向で政治が動いてくれるとうれしい気がしました。

私たちの社会は、このままでは持続不可能だ。人類の生存を脅かす環境破壊が現実のものになり、少子高齢化が進みつつあるいま、人間のつくった仕組みを自然法則に合わせて変えていかないかぎり、次世代に無事、安心と安全な社会を引き渡すことはできない。日本が「失われた10年」を空しく過ごしている間に、スウェーデンは、2025年頃に「生態学的に持続可能な社会」あるいは「緑の福祉国家」を実現する、という大きな見取り図のもと、年金制度改革、化石燃料の消費量を抑える、資源の再利用、廃棄物を減らすといった施策を着々と進めてきた。「国家の持続可能性ランキング」(2001年に「国際自然保護連合」が発表した数字)で1位にランクされている国、スウェーデンから、私たちの学ぶものは多い。

神野 直彦 : 脱「格差社会」への戦略 ☆☆☆☆・

神野さんが考える、参加保障型社会への戦略が終章にまとめられており、よく理解できた、気がします。「こういう方向なら日本も少し良くなるね」という方向性がぼんやりながらでも見えると気持ちが少し晴れやかになります。自分が何をできるか、しっかり考えよう。

格差社会論がさまざまに論じられ、情報が氾濫するなか、一体この問題をどのように捉え、考えたらよいのか。税制は格差を助長していないか。雇用、社会保障、教育の現場で何が起きていて、どうすればよいのか。各界の第一人者一六人による討論および論考が、多くの示唆を与えてくれる。『世界』好評連載プラス書き下ろし。

米田知子「終わりは始まり」原美術館展覧会カタログ ☆☆☆☆・

いいです。でも美術館で見たプリントの方が断然良かったです。

現在ロンドンを拠点に国際的に活躍している写真家米田知子の原美術館での個展「終わりは始まり」展を記念した展覧会カタログ!!代表作でもある「Scene」「Between Visible and In Visible」シリーズに加え、新作も収録。彼女の作品世界の全体像を見渡すことが出来る、記念碑的作品集!!

米田知子「終わりは始まり」☆☆☆☆☆


米田知子 「終わりは始まり」
会場: 原美術館
スケジュール: 2008年09月12日 ~ 2008年11月30日
住所: 〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25
電話: 03-3445-0651


行ってきました。やっと。めちゃめちゃ良かったです。
作品と原美術館の相性もばっちりで、以前の野口里佳さんの展覧会を上回る感じでした。
米田さんの名を知らしめた「見えるものと見えないもののあいだ」シリーズも、実際の作品を見たのは初めてだったのですがとても感動しました。
また他の作品も含めプリントがめちゃめちゃいいです。持って帰ってきた図録と比べると格段の差。

そういえば、In-betweenシリーズでも一番気に入ったのが米田知子さんの写真集でした。

お時間があれば皆さま是非!

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    中村 直彦|naohiko nakamura 写真を見たり、撮ったり、好きな本を読んだりしてのんびり生きています。 写真のブログもあります⇒PHOTOWORM

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