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ご縁で巡り会えた写真集や国内外の文学を中心に、たまに映画や音楽など。

アントン P. チェーホフ : 大学生 (チェーホフ・コレクション) ☆☆☆・・

もうね、この後味がたまりません。

厳寒のロシア、焚き火に暖をとる大学生は千九百年以前、同じように焚き火に手を翳ざしたパウロの苦悩に思いが到り、過去が現在に直に繋がっていることに気付いた。そして、湧き出る力を覚えたのだ。これは正に希望そのものであろう。ロシア語の響きが補う豊饒さを、豊かな語義で補完する新訳と34頁に亘る奔放な絵画で再現するチェーホフ至宝の短篇世界。

アントン・P. チェーホフ : 少年たち (チェーホフ・コレクション) ☆☆☆・・

こちらも名作。絵はユーリ・ノルシュテインの娘さん。

新天地アメリカへの冒険に心惹かれる「少年たち」。夜の病院にひとり残された少年を描く「小さな逃亡」。レフ・トルストイが厳選したチェーホフの30作品中で、特に年少者のために選び、好んで朗読した2作品を収録。

アントン P. チェーホフ : ロスチャイルドのバイオリン (チェーホフ・コレクション) ☆☆☆・・

いいです。希望があるね。

ページを開けば名状し難い神韻を帯びた空間が広がり、バイオリンの旋律が嫋々と流れるのを聴くに違いない。40余点の絵画で再現されたチェーホフ珠玉の短篇世界。

チェーホフ : かもめ・ワーニャ伯父さん ☆☆・・・

面白くない。

ポール・オースター : ティンブクトゥ ☆☆☆☆☆

発売当時、ジャケ買い寸前でしたが、ベストセラー作家の作品ということで回避していました。今日素直に購入。
感動しました。サンタクロース!?もでてきて、自分にとってよいクリスマスプレゼントになりました。
感動の余韻にひたりたいので今年の読書はこれで終了。

犬のミスター・ボーンズと飼い主の詩人ウィリーは初めから気のあう仲間だった。放浪癖のあるウィリーは、一緒に旅をしながらぶっ続けで話をしてくれた。だからミスター・ボーンズは、言葉を理解出来るようになった。そしてウィリーはもう先行き長くない―。出会いの喜び、別れの悲しみ。犬の視点で、世界を描くことを成功させた、オースターの最高傑作ラブ・ストーリー。

カート・ヴォネガット : 国のない男 ☆☆・・・

毒、はいてますね-。

2007年4月に永眠したヴォネガットが2005年に本国アメリカで刊行し、NY Times
紙のベストセラーになるなど、往年の読者を超え広く話題となったエッセイ集。
2007年1月のインタビューで、本書が最後の1冊となることを明言したことで、
日本においても刊行が待ち望まれていました。

ポール・オースター : 幽霊たち ☆☆☆☆・

一晩で読んじゃいました。スリリング。他のニューヨーク三部作も読んでみよう。

私立探偵ブルーは奇妙な依頼を受けた。変装した男ホワイトから、ブラックを見張るように、と。真向いの部屋から、ブルーは見張り続ける。だが、ブラックの日常に何も変化もない。彼は、ただ毎日何かを書き、読んでいるだけなのだ。ブルーは空想の世界に彷徨う。ブラックの正体やホワイトの目的を推理して。次第に、不安と焦燥と疑惑に駆られるブルー…。’80年代アメリカ文学の代表的作品。

アントン P.チェーホフ : 小犬のカシタンカ ☆☆☆・・

カシタンカにとってはどちらの家が幸せなんでしょうか。

指物師のご主人と、はぐれてしまったカシタンカ。疲れきって泣いているところを助けてくれたのは、見知らぬ小父さんでした―。ロシアでは、学校の副読本にも採用されたことがあるチェーホフの心温まるお話を、原文の雰囲気のままにお届けいたします。『おでこの子犬』も併録。

ポール・オースター : 孤独の発明 ☆☆☆☆・

父さんの話。自分もそれほどオープンな性格でないので父さんの気持ち、わからんでもないです。
孤独の発明。なるほどです。

私の父は、52歳で離婚し、ニューアークの家で、ひとり孤独に死んでいった。父の死を伝え聞いた私は、15年ぶりに帰郷し、遺品の数々と対峙する。そこで、私は一冊のアルバムを見つけた。夥しい父の写真。私は曖昧な記憶をたどり始める。父の孤独な精神の闇。父の父(祖父)をめぐる不幸な殺人事件…。見えない父の実像を求めて苦闘する私。父子関係をめぐる著者の記念碑的作品。

レイモンド・カーヴァー : 水と水とが出会うところ ☆☆☆・・

力が抜けてる。

温かかなユーモアと深い愛情、そして打ち消しがたい死の予感…詩人カーヴァーの危ういまでに研ぎ澄まされた心象世界を映し出す円熟期の詩集。

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    中村 直彦|naohiko nakamura 写真を見たり、撮ったり、好きな本を読んだりしてのんびり生きています。 写真のブログもあります⇒PHOTOWORM

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