宮本 常一 : 生きていく民俗 —生業の推移 ☆☆☆☆・

ikiteiku

著者のフィールド調査の徹底ぶりに感服する一冊。

海の民、山の民、川の民、村の民、町の民。それぞれの職業との関わりとその変遷、またお互いの交流・交易のありようとその移り変わりの実態を、文献渉猟、徹底したフィールド調査、そして刻明な記憶をまじえながら解明していく、生業の民俗学の決定版。差別・被差別の民俗学とも深く結び着いてゆく。