ちょっと今更ですが柴田さん訳の「ガラスの街」を読みました。
「幽霊たち」と同じくらい引き込まれるスリリングな作品。
「シティ・オブ・グラス」は読んでいなかったのでどちらが日本人にとって面白いのかわかりませんが、名作には違いないと思いました。

Coyote(コヨーテ)No.21
特集 柴田元幸が歩く、オースターの街「二〇〇七年、再び摩天楼へ」

小説家と翻訳者の関係にとどまらない深い繋がりで結ばれたポール・オースターと柴田元幸。リバーサイドパーク、ブルックリンブリッジ、パークスロープ……。季節外れの雪が舞うなか、オースターが綴る街を、柴田元幸が歩く。
待望の柴田訳 「ガラスの街」300枚一挙掲載!

これまで発表されていた「シティ・オヴ・グラス」はこちら。

ニューヨーク、深夜。孤独な作家のもとにかかってきた一本の間違い電話がすべての発端だった。作家クィンは探偵と誤解され、仕事を依頼された。クィンは、ほんの好奇心から、探偵になりすますことにした。依頼人に尾行するようにいわれた男を、密かにつける。しかし、事件はなにも起こらないのだが…。アメリカ新世代作家として最も注目される著者の衝撃的デビュー作。