ご縁で巡り会えた写真集や国内外の文学を中心に、たまに映画や音楽など。
1月 12, 2008
もうね、この後味がたまりません。
厳寒のロシア、焚き火に暖をとる大学生は千九百年以前、同じように焚き火に手を翳ざしたパウロの苦悩に思いが到り、過去が現在に直に繋がっていることに気付いた。そして、湧き出る力を覚えたのだ。これは正に希望そのものであろう。ロシア語の響きが補う豊饒さを、豊かな語義で補完する新訳と34頁に亘る奔放な絵画で再現するチェーホフ至宝の短篇世界。
Category: 2. 文学(海外)
Tagged: Anton Pavlovich Chekhov
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